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三菱電機 テニス日本リーグチーム 杉田祐一 OFFICIAL BLOG

プロフィール

杉田祐一
■生年月日:1988年 9月18日
■出身地:宮城県仙台市
■身長:173cm
■体重:66kg
■出身校:早稲田大学在学中
■所属:三菱電機
■プロ転向:2006年10月

バックナンバー

2017年08月04日
心の置き場所

更新がだいぶ遅れてしまいました。

 

ウィンブルドン後のクレーコートですが、疲労と治療、そしてやはりトレーニング期間が必要で大きく時間を取ってしまいました。

 

年始から正直この時期のクレーコートは狙っていた大会だったので、もの凄く悩んだのですが、今の調子を考えるとハードコートで勝負をかけても良いかなという決断に至りました。

 

 

ここからのスケジュールです。

 

マスターズ1000    モントリオール

マスターズ1000    シンシナティ

ATP250              ウィンストンセーラム

グランドスラム       全米オープン

 

となります。

 

安定的に成績を出すことももちろん大切ですが、今の自分に必要なのはどこか一つで大きな成績を残すことだと思っています。

 

その為にトーナメントを勝ち抜くだけの気力は十分に準備出来たと思っています。

 

まあもちろんそう上手くはいかないとは思いますが、必ず出来ると信じてアメリカシーズンをやり抜く覚悟でいます。

 

 

とても注目をして頂いている今だからこそ、自分のテニスをやり抜きたいと思っています。ですがもちろん疑うことも忘れないでいます。

 

 

どんな状況であろうと良いものは変わらないということです。

良い事も悪い事も、大小問わず色々あって、またそれを選択する時にも良い状態だったり悪い状態だったりがあって。

そしてその中でも一番厄介なのは、良い状態の時の選択が正しい訳でないところです。

 

 

ですが今自信をもって言えるのは、そんな時自分がどういう状態でいれば良いのかが見えてきたことですかね。

これはこの数年で急激に成長したところだと思っています。

 

 

日本で多くの方にお会いし祝福して頂きましてとても嬉しく思っています。沢山のご声援を力にアメリカシーズンのスタートとなります!!!!

 

 

引き続き皆様のお力添えのほどよろしくお願い致します‼

大きく

2017年07月09日
何よりも貴重な財産

記憶に残る瞬間が多過ぎて、何から書けば良いか迷ってしまいます。

 

出来る限り簡潔にまとめようと思っていますのでお付き合い下さい。

 

 

本当に長いハードな遠征となりました。

 

ですが、それを軽々と上回る喜びと充実感が私を最後まで動かしてくれました。

 

プロを目指した時から現在に至るまで私を応援してくださった皆様に、感謝と喜びを伝えたいです。

 

そして、いままで私のテニスを指導してくださった多くの方々にこの結果を報告したいです。

 

 

 

私は人生のほとんどを日本で過ごしてきました。仙台で生まれ、普通の小学校に通い、中学で転校し関東のテニスクラブに所属、高校では部活動でテニスを習ってきました。

 

 

世界を知らない自分も、こんな練習でプロになれるのかと、コーチや先生と揉めることが本当に多くあり何度も何度もぶつかっていました。

 

 

プロになってからも自分の目指したいテニスでは世界ではやっていけないのか。日本の大会で勝ち抜いてきた技術は世界のプレーとは程遠いのか。悩んで迷って腐りかけてようやくここまで来ました。

 

 

その様々な出来事がATP250の決勝戦の前に甦り、全てが報われた気がしました。

 

 

今回のウィンブルドン一回戦では、高校でテニスを指導してくれた先生が見に来てくれました。私のテニス人生において本当に多くの影響を与えてくださった尊敬する先生です。

 

 

そんな先生の前でウィンブルドン初の一回戦突破をすることができました。

 

 

言い方は悪いですが、お世辞にも世界を知っているとは言えない先生が、学校が終わってから毎日付きっきりでひたすら球出しをしてくれました。

 

 

 

びっくりするくらい本当に本当に単純なのです。先生へ今でも言えます。よくもこんな単純な練習を3年間もやってくれたもんだと。

 

 

あれから12年ですね。本当に時間はかかりましたが、今私は日本テニス史上、三人目のATP250の優勝者になり、世界ランキング日本歴代2位としてウィンブルドンのコートに立っています。

 

 

ここに来るまでに多くの方からバトンタッチをして、助けてもらってここまで来ました。本当に私は幸運だと思っています。

 

 

 

 

そして世界で戦ってきて感じる事は、間違いなく自分の武器の1つは最後まで打ち抜く事なのだと。

 

私を助けてくれた人たちはこの上ない情熱を持ってくれていたということ。そしてそれは何よりも貴重な財産になっています。

 

沢山の方々の情熱が今の私を形成し、多くの影響を与えて下さいました。

 

 

家族、指導者、コーチ、そしてファンの皆様。

私の回りには動かせる人たちが沢山います。私もいつかそんなカッコいい人になりたいと思っています。

 

 

 

6周連続の旅を終えて今はもう何も残っていません。

 

ですがもし皆さんの中に何か少しでも記憶に残っているのであれば、私の目指すべきテニスはそこにあるのかと。

 

 

これからもテニス選手として更なる高みを目指していきたいと思っています。

 

 

皆様と共に世界を見ることができ嬉しく思っています。

大きく大きく大きく大きく

2017年06月07日
全仏オープン

選手が書くべきではないかもしれませんが、私の意見を言わせてもらいます。

 

 

ラケットの破壊について様々な意見がありどれが正しいとは言いませんが、選手がラケットを破壊するまでに至る経緯と、その状況について私なりに説明します。

 

プロツアーはトップ選手になると、多くの移動を含め年間100試合近くをこなします。この試合数がどのくらい大変な事なのかは、皆さんの想像にお任せしますが、選手にとってこのツアーで生き残るために絶対に必要な事は、全試合を闘争心を絶さず闘い抜く事です。

 

試合で必要とされる闘争心には、恐怖心や迷いを和らげる役割があります。

(この重要性は今は書きません)

 

しかしこの闘争心には少し怒りに近い感情があり、選手はこの難しい狭間で長時間プレーを強いられる場面がよくあります。

 

そしてふとしたときに、このバランスが保てなくなる時があります。

 

ここで選手によって大きく分けて2つに別れます。

 

1つは怒りを爆発させながらも、どうにか闘争心を絶やすまいと奮起しようとする選手

2つめはその闘争心を維持する元気も無くなり緊張の糸が切れてしまう選手。

 

 

観戦をされている方から見れば前者は醜態をさらしていて、後者はクールに装い淡々とプレーしているように見えるかもしれません。

 

ですが、トップツアーを生き残るために絶対にやってはいけないことは後者の方だと考えています。

 

 

これを見ている皆さんはきっとテニスという特殊なツアー生活の状況を理解されている方が多いかと思いますが、一般的に見れば、子供に見せられないなど多くの意見があるかと思います。

 

 

ここでもう1つですが(理解しているようで理解しきれていないこと)

 

世界のトップの選手の行動が全て正しいとは思っていません。

世界一の選手より、もしかしたら私のやっていることの方が優れていることがあるかもしれません。

 

もしくはそれが全て正しくないから今の位置にいるのかもしれません。

 

1つ言えるのはそれを探すのがスポーツの醍醐味であり、トップを目指す為に色んな情報が必要で、そしてそれを選択する為に教養が必要なわけです。

 

テニスの練習を頑張っている子供達に教養があれば、今ラケットを投げ捨てる必要があるかどうか等はしっかりと理解できることかと思います。または指導者が教えるべき事です。

 

私たちがテニス選手のお手本であるということは重々理解していますが、子供達の指導者ではありません。

誰を指導者とするかは、その家族が決めるのです。

 

 

 

普段何をされても怒らないあれほど温厚な彼が、あそこまで無理やりテンションを上げて状態を維持しようとしているということの意味は私は理解していますし、どうにかして踏ん張りたいという強い思いは、私に大きな価値をもたらしてくれます。

 

 

そして私は私のやり方でコートの上で表現していきたいと思っています。

 

 

 

長くなりましたが、私はこれより芝シーズンが始まります。

 

クレーコートシーズンでは、いい試合が出来、もう一段レベルアップを図るためにもこの芝シーズンが勝負になります。

 

今後の予定です。

 

イギリス    Surbitonチャレンジャー

オランダATP250   S'HERTOGENBOSCH

ドイツATP500   Halle

トルコATP250   ANTALYA

ウィンブルドン本戦

 

となります。試合が続き怪我のリスクも出てくるかもしれませんが、ここはリスクを負ってでも勝負に出るときかと思います。

 

 

ベストを尽くしたいと思います。

引き続き皆様のご声援よろしくお願い致します。

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